なぜ勉強をするのか

こんにちは!個別指導塾SHIN塾長です。

この記事は、学習についてこの塾が考えていることを、自塾紹介の一環としてブログに書いていく連載の第11回目となります。過去の記事も是非読んでみてください!

今回は、「なぜ勉強をするのか」についてです。小学生、中学生の時分には誰しもが感じたことのある疑問ではないでしょうか。保護者や学校の先生からの言葉、本や文章の中からその答えを見つけ出したり、あるいは自分自身でその答えをつくりあげたりといった方もいれば、漠然としなければいけないものだと感じながら学生生活を過ごしてきた方もいると思います。学習塾における指導の中でも、何気ない会話の中での冗談めいた口調だったり、面談中の鬼気迫る表情からであったりと、その場面は異なりますが、「なんでこんなことやらなけらばいけないんだろう」という台詞を聞くことはもちろんあります。

その答えは、当然一つではありません。正解があるものでもなく、保護者の方、学校の先生や教育者と呼ばれる人に限らず全ての人が、それぞれ多様な考え方を持つべきものであると思います。深く考えずに、志望校合格や成績上昇といった目的のための手段として考えるのも全く問題ありません。そう考えている生徒も多いように感じます。しかしながら、目の前にいる学習への意欲を失いかねない状況にいる生徒に対しては、言葉をかけてあげなくてはなりません。

そんなとき、当塾では「自分が成長するために勉強する」と伝えます。決して誰のためでもなく「自分ができないことができるようになるための練習」だということです。勉強に限らず、運動でも、芸術でも、友達との人間関係でも、どんなことであれ「昨日できなかったことが今日できるようになること」これを繰り返して成長していくことは同じです。そしてその中でも、勉強は、徹頭徹尾自分のためであり、さらにどれだけ間違えたって、失敗したって周りを巻き込むような大問題にはならないこと、いっぱい間違えてそれを自分のためだけに乗り越えていく練習ができるものだと伝えます。

上述のような場合には直接言葉を伝えることもありますが、それだけではなく学習計画の立て方、問題への取り組み方を通して、できた時の喜び、うまくいかなかったときの反省の仕方などで、言外にもこの考えは伝えていきます。又、具体的に学習内容が生活の中で利用されている部分を説明したり、進路指導では進学によって選択の幅が広がる具体的な数字を挙げたりと、上記の考え方だけでなく、生徒自身にも学習の意味を考えてもらうような指導を行っています。

勉強という分野は、成長をわかりやすく感じることができます。自分の目の前にある課題に向き合い、取り組み、達成することを「具体的」に、さらに「他分野よりも短いスパン」で感じることができます。個別指導塾SHINでは、できなかったことができるようになり、自分の成長とその喜びを実感できる指導をしてまいります。それが意欲となり、その先にあるそれぞれの目標へとつながっていきます。