目標の立て方について
こんにちは!個別指導塾SHIN塾長です。
2024年、年明けとなりました。新しい年の始まりとなり「今年の目標」を決めるご家庭も多いのではないでしょうか。
学習面に限らず部活動や習い事、生活習慣についてでも、「自分がどうなりたいのか」、「そのためにどうするのか」を掲げることは非常に大切です。是非とも新年を良い区切りとして、目標作成を行ってください!
そこで今回のブログには、目標を立てるうえで大切になる事項について書いていきます。小学生や中学生に向けての学習面での考え方が主となりますが、参考にしていただければと思います。
1.目標は具体的にする
「次のテストで漢字を頑張る」や「英語ができるようになる」などといった目標。自分ができるようになりたい科目について意識できていることは非常に良いのですが、「そのために何をするのか」といった行動まで具体的に考えなければ、なかなか達成には結びつきません。小中学生の目標設定は、この「具体的な行動目標」が欠けていることが多くあります。
例)「漢字の苦手を克服したい」→具体的に「漢字の50問テストで90点以上をとる」→そのために「ドリルを使った漢字の練習を毎日1ページ分朝起きてからやる」
「英語ができるようになりたい」→具体的に「定期テストの点数を平均点+20とる」→そのために「月水金教科書の音読練習」「火木土は単語テストを自分でやる」
などといった具体化をすることが大切です。
2.〇✖がわかりやすい内容にする
目標の具体化と重なる部分もありますが、目指すべきものはできたかどうかがわかりやすい内容にします。例えば定期テストや小テストの点数、英検漢検の合否、といった達成できたかどうかがわかりやすい目標を掲げていくことで、後述する振り返りを効果的に行うことやモチベーションの向上へとつながります。
3.期日を決める
いつまでにといった期限を定めること、そして長期的な目標をいくつかの短い期間での中間目標に分けて段階的に考えることが効果的な学習につながります。
例)長期的な目標「学年末の成績を4つあげる」
①1月末にある学校の単語小テストで満点を取る ②提出物を提出日1週間前に仕上げる ③2月の定期テストで500点中350点とる ④テスト後のテスト直しでA評価をとる
このように長くても1か月前後の単位で中間目標を作成していくのがおすすめです。
4.振り返りの時間をとる
決められた期日に達したときには、「できたかどうか」を振り返る時間が大切になります。はじめのうちは保護者の方や、塾や学校の先生と一緒に振り返るのが良いです。振り返りの際は、以下の視点でとらえられるようにすることで学習のモチベーションを継続させます。
できていたこと ⇒ 自分自身で、そして周囲からも過程と結果を褒めていくこと
できなかったこと⇒ 次にどうすればできるようになるのかという視点で具体的に解決策を考えること
この振り返りから、次の新たな目標へとつなげることを繰り返していきます。
まとめ
日々の学習の中で「できるようになりたい」「こうなれたらいいな」といった気持ちは、漠然としたものであるかもしれませんが小中学生は必ず持っていると当塾では考えています。ただそれが消えたり現れたりと曖昧であったり、なにをすればよいのかわからなかったりと、自身の成長に上手くつなげられていないことが非常に多くあるとも感じています。目標設定とその達成へ向けたはたらきかけは、自身の成長への第一歩です。是非とも有効に活用していただきたいと思います!