集中に必要なもの
こんにちは!相模原市中央区矢部にある、個別指導塾SHIN塾長です。
この記事は、学習の仕方についてこの塾が考えていることを、自塾紹介の一環としてブログに書いていく連載の第2回目となります。前回の記事も是非読んでみてください!
開校を5日後に控え、教室環境の最終確認をしています。今日はこの「環境」にも関係する、当塾の「集中」に関しての考えを書きたいと思います。
さて、この「集中」といった言葉ですが、小中学生にとっては、学校の授業に限らず部活動等でも「集中しなさい」という先生の指導の中でよく耳にするものです。短い時間で成果を発揮するために、ミスを少なくするために、この集中を上手くコントロールしていくことは先生のおっしゃる通り非常に大切です。
しかしながら学習の場においては、机に向かっているのになかなか動き始めることができない、ほかのことに気が散ってしまうという悩みは非常に多く見られます。これは言われてやるタイプの生徒に限ったことだけでなく、自らで「勉強しよう」と思い立っている生徒にも見られ、どうしてもうまくいかないと相談を持ち掛けてくる生徒もいます。
「努力しよう」、「意欲を高めよう」といった抽象的な内面への働きかけは大切ではありますが、その気持ちを行動にうつすために大きな力となるものが2つあります。
1つ目は目標です。勉強ができるようになりたい、テストで80点がとりたいといった比較的長いスパンのものだけでなく、「この時間では必ずこの問題分野を完璧にする」「単語をこの時間で20個覚える」などといった、具体的で小さな学習目標をもって取り組むことが集中を向上させます。もちろん何を目標にすればよいのかわからない、どこから始めてよいのかわからない、といった悩みもあるとは思います。その場合は家族や先生、学習塾を利用して一人だけでなく一緒に考える機会を設けることが大切です。
2つ目は環境です。私たち親世代と比べて、集中を妨げる魅力的な要素は多岐にわたります。自分でもまずいとわかっているのに、ついスマホやタブレット、読みかけの本に手が伸びてしまうなんてことは大人だって経験があるはずです。これに対しては、機器の使用時間を家族で考えて決めごとを作ったり、学習中は家族に預けるようにすることなどが有効になります。さらには、使おうにも使えない環境に身を置くことも助けとなります。学校の図書室や、塾の自習室といった場を利用することで、その場の雰囲気も含めて学習する気持ちを高めます。
当塾では、目標設定を毎月おこない、また演習や自習においてもその時間何をするのかを確認してからスタートをします。もちろん自習室もございますので、環境の利用としてもお使いいただけます。ぜひともお問い合わせ、体験授業をお申し込みください!